10月台湾地区工業生産指数紡績業は10.15%減

台湾経済部の統計によると、10月の工業生産指数は128.16で、月は1.77%増加し、季節調整後も2.52%増加した。前年同月と比較すると、工業生産は1.41%増加し、年増率は2009年9月以来の低水準を更新した。

台湾統計局によると、タイの洪水でHDDが品薄になり、NBの欠品が顕在化する一方、全体的に景気が悪く、機械設備の生産拡大や受注は見送られており、11月の工業生産や製造業の生産はまだ落ち込む見通しだ。

10月の製造業の生産は年比1.34%増で、主な産業はコンピュータ電子製品と光学製品業（19.77%増）、その他の運送工具業（6.70%増）、非金属鉱物製品業（5.68%増）の増産が多く、紡績業（10.15%減）、化学製品業（9.80%減）の減産が多い。

調査結果によると、製造業者の中では、11月の生産は10月の増加率より8.05%、横ばい比率は72.57%、減少率は19.38%、製造業の生産動向指数は44.34と予測され、11月の工業生産と製造業の生産は引き続き下落しており、第4四半期の製造業の生産は前期の3四半期を下回り、通年の増加率は5%にとどまる可能性がある。